慶事弔事のお食事マナーとは？

結婚や出産などのお祝いと、故人を偲ぶお悔やみごとに関わる行事は、長い人生の中で多くの人が少なからず経験することです。
そのお祝いごととお悔やみごとを合わせて「慶弔」と呼びますが、慶弔の行事にはお食事会が欠かせません。
必ず皆でお食事をとらなければならないという決まりはありませんが、お食事をとりながら話に花を咲かせることによって、お祝いごとは喜びが二倍、三倍に。
お悔やみごとは悲しみが和らぎ心も安らぎ、喜びや悲しみがより思い出深いものになるのでしょう。

■慶弔の種類

慶事には、結婚、出産の人生の節目となる大きいお祝いのほかにも、七五三、入学祝、成人式などのお子様のお祝い、還暦などのご長寿のお祝い、または会社の創立記念の祝賀会などの行事が当たります。
さらに、引っ越し祝いや新築祝いなど住まいに関わるものなども加わり、非常にたくさんの種類があります。
一方、弔事には身近な人の死去、葬儀のほか、初七日、四十九日などの故人に対して生前に受けた御恩を偲び供養するという意味のある法要などがあります。

■食事の内容

慶事弔事ともに、お食事会に出される食事の内容にはっきりとした決まりごとはありませんが、弔事には気を付けたほうが良い食材や決まりがあります。

例えば、

金粉・金箔は使わない

鯛、伊勢えびなどお祝いごとに使われる食材は避ける

松竹梅の飾りつけはしない

などは弔事のお食事で気を付けたほうが良いと言われるものです。

しかし、故人が伊勢えびを好んで良く食べていた好みの食材であった場合は、その限りではないでしょう。
また法要のお食事は基本的に和食が多いものですが、「洋食が好きだったからエビフライを入れたい」「お寿司が好きな人だったからお寿司をメインにしたい」などの意向を組み込むのも法要の趣旨に適っていると言えます。

大切なことは、故人が好んでいた料理を、故人にまつわる思い出を語り合いながら食べることだと考えれば、基本的にどのような食材、料理を使用しても、故人の法要にふさわしいお食事になるでしょう。

■お食事の場所

慶弔のお食事会は、料理店で行う場合もありますが、仕出し料理や仕出し弁当の宅配サービスを利用してご自宅で行うことも多いようです。

お食事会をご自宅で行うのは、準備や片づけなど大変な面もありますが、良い面もたくさんあります。
まず、ご自宅はどこよりも落ち着く場所であるということ。
その落ち着く場所で時間を気にせず、ゆっくりお食事を楽しむことができます。
またさらに弔事の場合、ご自宅に故人の思い出や個人にまつわる品が多くあるなら、故人を偲ぶのにこれ以上の場所はないでしょう。

■最後に

最近は「小さなお葬式」や「小さな結婚式」「ジミ婚」という言葉を耳にすることが多くなってきました。昔のように大々的な会ではなく、文字通り、家族・親族のみで慶弔行事を行う家族が増えてきているようです。
その時代の流れを汲んで、ご自宅で親しい親戚など近しい人を集めてお食事会を執り行う機会に、ランチカートの慶弔弁当は非常に重宝されております。
お年寄りからお子様までの幅広い年齢層に配慮し、副菜の変更も承っております。

また、昨今のコロナ禍においては、大皿から銘々に取り分けるオードブルよりも、初めから個々の容器に詰め込まれているお弁当のタイプは安心感も同時にご提供できます。

慶事弔事の際には、ランチカートの慶弔弁当をぜひご検討ください。
当店の慶弔弁当は3種類ご用意しております。

ランチカートでは、名古屋市や豊田市をはじめ愛知県内のご自宅やオフィスに、できたてのお弁当を配達しています。
イベントや会議時の接待弁当からパーティオードブルまで、和洋中のラインナップを取り揃えております。
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